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I Will Get Them

Researching and Sharing Chinese Motor Three-Wheeler

重庆双庆:SC200ZK-3 / HYZK-6A

本来、重庆双庆のトップバッターとなる筈だったが、以下の理由から1,2年保留されていた。
http://www.cn357.com/ud/batchimg/org/243/o32154260.jpg
山城_SC200ZK-3_正三轮摩托车_汽车公告_商车网
先日SQ200ZK-2Aを検索中にこの画像を入手した。おなじみの斜め正面から捉えたわかりやすい絵だが、これを得るまではHijoy公式サイトに掲載された下の画像しかなかった。
http://zw.hijoymotor.com/attachment/view/902910.jpg
http://www.hijoymotor.com/attachment/view/902228.jpg
250cc Tricycle Wholesale
これはこれで他では見られない斬新な角度から捉えた設計図で面白いとは思う。しかし、せめてCGでも良いからもう少しリアリティある姿あるいは実物写真を求めていた。もしくは画像や動画投稿サイトで実際に乗用されている様相がないか、幾度も検索した。結局そうした実態がつかめず、どこか空想の乗り物にしか見えない点がオープンを躊躇わせていた。先日偶然「どこかで見たようなデザインだな」と直感し、上下を子細に見比べスペックの数値を照合した結果、型番はまったく異なるが同一モデルであると確信した。ブランド(品牌)あるいはシリーズ(系列)名は双庆ではなく山城(ShanCheng)、前2例のSQでなくSCとなっている。「山城」はこのモデルのために?新しく開発したエンジンの商標らしい。その型番(发动机型号)も163ML-Bと一致している。SC200ZK-3が山城ブランドを前面に押し出した国内向け表示であるのに対し、HYZK-6Aは英語風社名HIJOYを冠した海外輸出向けなのではないか。ということで、今回は2つの型番を併記する。

初めてこのモデルと遭遇した際は中文ページで逍遥者325、英文ページでHAPPY325とそれぞれ表示され、他の数値は全部同じなのに排気量のみの違いで175㏄・200㏄・250㏄の3頁を設けていた。325は謎だが、商用車でもなく乗用車なのに逍遥者、とは日本語の語感的にウケるのではないかとGag好きな南蛇井は思う。一年ほどして再びHPを見ると、ページは一つに集約され新たに記号的型番としてHYZK-6Aが設定されて、逍遥者とHAPPYは併記からURLに残るなどしたのちに消滅した。6Aは三輪乗用車としての通番ではないかと思われるが、公式サイトでは当モデル以外の三輪乗用車は一度も公開されておらず、他のサイトでも双庆製の軽トラックやミニバンは見かけても普通車モデルはない。したがって、この小型車タイプの三輪乗用車開発に実績があるのかどうかは疑わしい。

尤も、過去の実績はどうあれデザイン自体は上々の仕上がりだ。上述のように「中身で勝負する」と言ってしまえばそれで売り出せなくもないが、外見もまた大事であり決して手を抜いていないと思う。リアリティな質感のないどこかおどろおどろしげな絵も、今やトップ画像と脳内合成してリアを想像するのに役立つ。全体に欧米向けを意識したような印象を覚え、他のスマートかつコンパクトな4人乗り小型車よりはVWのような重厚感さえ漂わせる。直感的に喩えるなら「重めのデミオ」って感じだ。後部の傾斜が何となくマツダ・デミオに似ている。実際には富路FLA1などとサイズ的に大差はないのだが、ボンネットの張り出し方なども三輪乗用車の1輪を収めるような形状とは少し違う。存在感を引き立てる工夫をしている。オートバイメーカーとして躍進したHIJOYが三輪乗用車というレパートリーを改めて開拓するにあたり、モデルを1本化し渾身作の特製エンジンと独特の質感あるデザインで勝負かけてきた熱意を感じさせる逸品である。

スペック:重庆双庆SC200ZK-3(HYZK-6A)

山城_SC200ZK-3_正三轮摩托车_汽车公告_商车网250cc Tricycle Wholesaleそれぞれのデータを総合して提示する。

全長,全幅,全高(mm) 3170,1495,1500
ホイールベース(mm) 2280
トレッド(mm) 1260
排気量(cc) 197(175-200-250)
車両総重量(kg) 720
車両重量(kg) 525
最高時速(km/h) 65
乗車定員(人) 4
定格出力(kw) 10.5(8.5-16.5)

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