I Will Get Them

Researching and Sharing Chinese Motor Three-Wheeler

重庆双庆:SC200ZK-6A

月をまたいで4連続Hijoyモデル。

http://www.cn357.com/ud/batchimg/org/256/p61558320.jpg
山城_SC200ZK-6A_正三轮摩托车_汽车公告_商车网

前回記事重庆双庆:SC200ZK-3 / HYZK-6A - I Will Get Themの2つの型番SC200ZK-3HYZK-6Aを合成させただけじゃないか、と思われるだろうが、まさにその通りで物自体は全く同じである。スペックも違わない。
ただ、ウインカーをボディ側面に設置している点で、前回トップ画像よりは設計図に対して忠実かなと。
http://zw.hijoymotor.com/attachment/view/902910.jpg
但し画像を子細に見ると、ランプを適当に描き加えたような杜撰さは否めない。また、忠実性の観点からいえば本来方向指示灯は今回指摘した側面にしかなく、実際に造られた車はSC200ZK-3 / HYZK-6Aと今回のSC200ZK-6Aのいずれもヘッドランプの目頭付近に設けられておりSC200ZK-6Aとて完全一致ではない。しかし制作過程での変更はありうることだし、デザインの完成度からすれば側面指示灯なしのSC200ZK-3 / HYZK-6Aのほうが美しく思える。
これが果たして1モデル(Model)記事として成り立つか難しいところだが、画像(Pictures)にするのも物足りない。たぶん公式サイト上のHYZK-6Aと実際に流通するSC200ZK-3との名称不一致の矛盾が指摘されうることを考慮し、巧みに合成することで接点を与え辻褄を合わせたものと推察される。個人的には数値さえ一致すれば、細かなことは曖昧であっても日本的慣習思考で解釈できる。それは中国においても大陸的寛容性として脈々と受け継がれてきた伝統的精神なので、共有できて当然だ。まぁ現代ビジネス上はダメなのかな。

また、今回の画像で評価できることとして、光の当たり方が自然なことやボディに人影らしきものが写りこんでいることから、実際に使用されている車両を撮影したものと思われる。これまで2次元限定の架空モデルの印象が強かったが、こうした素人臭い画像の発見によって使用実態を垣間見ることができる。

スペック:重庆双庆SC200ZK-6A

重庆双庆:SC200ZK-3 / HYZK-6A - I Will Get Themスペックの項を参照のこと。

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