I Will Get Them

Researching and Sharing Chinese Motor Three-Wheeler

中国式三輪乗用車に好意的なページを見つけた

爺砲弾(時事放談) Gimme Shelter

2009年に書かれたブログ記事で、ちょうどNanjaiが留学から帰国した時期にあたる。三輪乗用車市場を本気で調べ始めたころでもある。記事は三輪トラック(いわゆるオート三輪)にはじまり、このブログで対象としている全封闭スタイル(ミニバンタイプのみ)、最後に輪タクで締めくくられている。いずれも鮮明な画像を提示してくださり、非常にわかりやすい。オート三輪に関してはメーカー名が添えられており、中国の自動車市場に一定の知識をお持ちとうかがえる。宗申、時風(时风)、福田五星といずれもこのブログで登場したことのある大手ばかりである。三輪乗用車のほうについてはメーカーを特定できないようではあるが、一枚目に「山東省らしい」と言及していることから根拠となる何らかの情報をお持ちと思われる。ちなみにNanjaiも即座にメーカーを特定することはできない。
しかし、何よりも嬉しいのは冒頭にて、

真似してるだの、コピ-してるだの、パクッてる等、散々言われている中国自動車メ-カ-ですが、そんな中にも時代の流れにとらわれない、独自の路線で車を開発するすばらしいメ-カ-もあります。

と、中国製の三輪自動車について冷静でポジティブな見解を述べていることである。コピーだけでなく、その安全性からも嫌忌される中国車を好意的に紹介しているWebサイトには初めてお目にかかったし、とても励みになる。

 

 また、先日居酒屋を営む知人に中国式三輪乗用車を紹介したところ、「かわいくて、面白い」とこれも好評をうけた。ダイハツのミゼットをすぐに思い浮かべていただける世代で、懐かしさと愛着がわいてくるのらしい。これぞNanjaiの本望であり、このブログの存在意義でもある。この知人の場合は、ブログを通じてではなく去年現地で撮ってきた写真などを見せて知ってもらったのだが、こうした活動を地道に続けていればいつかは共有できる感動も必ず味わえるのだと実感した。

ご覧のとおり、更新が明らかに怠慢となっており、閉鎖あるいは休止もよぎった昨今ではあるが、また奮起したい。